寂しさという塊を紐解いてみる
「寂しい」という感情は不思議なもので、
「寂しい」が嬉しさや幸福感、充実感に繋がることがある。
幸せそうに見えたって、分かりえない寂しさを持ったうえでの幸せだったり
楽しそうに見えって、その裏には必ず寂しさが待機してたりして。
世の中は残念ながらそんなにキラキラしていない。
世の中は残念ながらそんなに希望ばかり満ち溢れてはいない。
ただ、寂しさや悲しさや孤独や絶望や
そういったマイナスに捉えられがちな感情があるからこそ
幸せや楽しさや満足や希望というプラスに捉えられがちな感情が生まれる。と思う。
寂しい事は恥ずかしい事でも、かわいそうな事でもない。
たまに折れてしまいそうになるけれど
少なくとも自分は寂しさや孤独の感情を肥やしにしてきた。
弱いが故、そうせざるを得なかったのかもしれないけれど、
それが正しい事なのかは分からないけれど、
少なくとも寂しさ=絶望ではなかった。
寂しさは生きる力だ。