おかゆはむらさき

だいたい酔ってます。

やれよ

挫折をしたと思っていました。

でも、もうどん底だと思っていたけど、もっと底はありました。

これが成功すれば絶対に幸せになれると思っていました。

でも、想像していた成功とも、幸せともちょっと違いました。

もっと、もっとっていう欲があることを知りました。

これが出来ればカッコいいだろと思っていました。

皆に羨望の眼差しで見てもらえるんじゃないかと期待していました。

でも、全然気づいてもらえませんでした。

自分の変化なんて、米粒より小さかったようで

周りは人気者の話で持ち切りでした。

そして、なんとなく想像しました。

憧れのあの人も、大好きなバンドのメンバーも、

強いと思っていた先輩にも、その先にその人にしか分からないその先があって

中途半端に苦しんだり悩んだりすると、多少の絶望も恐怖も不安も知っているから

上には上があって、その上にも更に先があって

自分の上にいる人達にも苦労や悩みや絶望がある事がなんとなく分かって

夢を叶える事も、努力をする事も、夢を見る事も、理想を語る事も

全てが恥ずかしいくだらない事に思えて、諦めたくなり、手放したくなる時がある。

そして、一つも頑張れない、成し遂げられない、叶えられない自分が本当に嫌になって

苦しくて悔しくて、本当に嫌になるときがある。

それを理解し、自分の立ち位置の正解を知り、上手く生きるのも成功。

それを理解し、自分の立ち位置の正解も知った上で、やっぱり諦められないのも成功。

もう何も考えずに生きるのも成功。

ただ、自分の今の生き方、世の中の在り方、他人の立ち位置、他人の生き方に

愚痴を言うのであれば、やることやれ。

自分の出来る事を精一杯やって、精一杯生きろよ、どうせ死ねないんだから。

諦めの悪い人間は格好悪くはないけれど、

諦められないくせに、自分の弱さに目を背け、

他人や世の中に毒づく事でしか自分を保てないのは死ぬほど格好悪い。

悩むのはいい。躊躇するのも悪くない。

嘆くこともたまには必要。

怖いのは、知らないから。戸惑うのは想像を超えるから。

それが解っていればできる、たぶんきっと出来る。

やるしかないんだから。やりたいんだから。

愚痴るくらいならやれよ、自分。

自分のことを自分で情けないやつとは、どうせなら思いたくないなあ。

明日もせいぜい頑張りましょう。

 

おかゆ